介護事業は人が人にサービスを提供する仕事ですので、信用が最も重んじられますが、競争が激化する中では戦略的なブランディングが必要です。

これからは介護事業も戦略的にブランディングを

介護事業における最重要なブランドとは?

様々な定義がありますが、一言でいうと「信頼」です。
介護事業にとって信頼されるということは特に重要です。

法令を遵守しながら特色を出そう

介護事業はサービスごとに介護欧州や人員配置が定められています。
利用者側からみると同じ利用料を払うのであれば、少しでも良質なサービスを受けたいと思うのが普通です。

どんなに利用者からのニーズがあるからと言っても、介護保険制度で行う事業ですから、制度を遵守したうえで行わなければなりません。

そこで、制度を遵守したうえで、介護事業所の特色を出うことが必要です。
特色を出さないと、利用者から選択される事業所にはならず、競争の激しい業界では経営はうまくいかなくなります。

なぜ、特色を持つべきなのか?

介護事業所が特色を持つためのポイントは二つあります。

一つは「人材の特色」を出すことです。介護サービスは人(介護職)が人(利用者)に対して介護サービスを提供する対人援助サービスです。
このため、スタッフの対応がダイレクトに利用者間の評判となります。
対応が良ければ利用者の満足度も高くなって信頼されますし、逆に対応が悪いと信頼を失います。
介護保険事業は人材獲得育成事業と言っても過言ではありません。

もう一つは「サービスの特色」を出すことです。
特色イコール差別化となり、利用者に選択されやすくなります。
ちょっとの工夫をして、利用者のニーズに即しつつ気の利いたサービスを提供するだけで十分特色になります。
またサービスの特色を出すことは、同時に良い人材の獲得にも繋がります。
介護職の多くは自分の“介護観”を持っています。
サービスの独自性は、意識の高い介護職からも共感を得て、採用にも大きな影響があります。

独自色の作り方

まず地域性を考えます。
介護サービスへのニーズは地域によっても違います。
機能訓練のニーズが高い地域もあれば、ショートステイなどの施設のニーズが高い地域もあります。
事業を始める地域が決まっている場合は、
地域情報収集し、ニーズを探しましょう。

次にサービスが自社の方向性に合うかを考えます。
他の事業所がうまくいっているという
理由だけでサービスを真似ることは避けるべきです。
そのサービスの特色が自社の理念に即しているか、特色をどのような発信方法で周知していくかが重要です。